30年間なかった最大の社会的抗議活動!【フランス】
フランス人の 4 分の 3 が反対!
定年引上げは絶対反対!
この 3 日間、
各新聞の一面は定年引上げのニュースです。
公共交通機関、管制塔、学校と
公共交通機関、管制塔、学校と
各組合もデモに参加しましたが、
蓋を開けてみるとデモ参加者の人数は予想以上。
・ 鉄道労働者
・ 刑務所警備員
・ VTC 運転手
・ 税関職員
・ 学者
・ 看護師
・ 他
2010 年以来、
これらの 8 つの組合が団結したのは
初めてです。
これらのフランスの 8 つの主要労働組合の
呼びかけにより、
デモ参加者は非常に多数でした。
過去 30 年間にこのような
大きなデモはありませんでした。
もちろん、デモの目的は
定年年齢の引き上げ阻止です。
デモ参加者は200万人以上!
250 以上の集会と
路上のデモ参加者 112 万人を含め、
CGTの事務総長は、
『 200 万人以上』 の人々が
ボルン州政府の年金改革に反対して
行進したと宣言しました。
じつは 2019 年の 12 月にも
年金改革のデモが行われています。
ただこのときは、
Covid-19 のパンデミックにより
最終的に、エマニュエル マクロン大統領によって
放棄されました。
ただ今回のような大規模なデモは
むしろ 1995 年のアラン・ジュペの
年金法案の時に近いです。
ただこの時は国民の反対デモによって
アラン・ジュペの年金法案は
撤回につながりました。
不安を抱く若者!
若者も反対しています。
・ 今の仕事を一生の仕事として
続けることは考えていない
・ 今は体力があるが、60 歳過ぎでは
多分無理だろう
彼らは、40 年以内に退職という仮説よりも、
近い将来の不安定さに
はるかに不安を感じています。
仕事で自殺することなく
尊厳を持って生きる必要があると
主張しています。
例えば、
・障害を持つ学生 (AESH) のサポートとして
週 24 時間働いている女性。
とても好きな仕事ですが、私は一生するつもりはありません。
・19 歳の高校生
特殊教育の教師が希望ですが、
お金を貯めるためだけに狂ったように働くのは、
現代の奴隷制。
数年間引退するためだけに
人生のほとんどを働く、
それはしたくありません。
私はその瞬間に生きることを好みます。
ましてそんな先のことは考えられない。
・ 地理大学の学生
私がオフィスにいるなら、
64 歳で大丈夫です。
しかし、40 年間 年金を寄付するのは
ばかげていると思います。
またここで何年も
同じ仕事をしているとは思えません。
定年の延長により、
2067 年には
20 歳の従業員が退職することになります。
ただ最近の若者は、定年まで
同じ職場で同じ仕事をしているとは
考えていないようです。
最近のいくつかの世論調査によると、
フランス人の約 3 分の 2 が
この年金改革に反対しており、
さらに大多数が定年を
64 歳に延長することを望んでいません。
ただ政府は、
「共和国大統領は、
この退職年齢の延長について選挙運動を行い、
選出されました。
当時、真実を語ることは勇気があった。
彼は改革する正当性を持っているので、
私たちは最後まで行きます。」
このように述べています。
ちょっと一言.
今回、オーストラリアの
定年について調べてみました。
オーストラリアには定年制度がありません。
年齢差別だという考えからです。
ですから 70 歳でも、80 歳でも
働いている人がいます。
元気で体力があり、能力も衰えていなければ
問題ないのですが、なかなかそうもいきません。
それよりも 60 歳前に退職して
それよりも 60 歳前に退職して
第二の人生をエンジョイする人が多いようです。
オーストラリアでの退職年齢の平均は、
・ 男性が 58 歳
・ 女性が 50 歳です。
以前は、45 歳以上の人で、
政府の老齢年金(Pension)を
主な収入としている人の割合は約 45% でしたが、
最近では 70% 近くが年金のみに頼っています。
【参照元】
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