正当化された虐待だった、犬猫の訓練用首輪の廃止!【フランス】

国民議会で全員一致・首輪の廃止!


フランスの国民議会は月曜日の夜、
犬や猫のいわゆる『訓練用』の首輪、

・ 電気

・ チョーク

・ スパイク

これらを用いる首輪を禁止する
『マクロニスト法案』を
ほぼ全会一致で可決しました。

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この条文は、

・ 犬や猫への電気ショック装置の使用

・ ストッパーのない首絞め器

・ 動物の体に向けられた先の尖ったもの

を禁止することを目的としています。


違反者には 750 ユーロの行政罰金が科せられ、
再犯の場合や馬場馬術の専門家の場合は
3,750 ユーロの罰金が科せられます。


提案された法律はまた、

・ 訓練用首輪の販売

・ 高額または無料の譲渡

・ 広告

を禁止しています。


違反した場合には、

・ 個人は 3,000 ユーロ

・ 法人には 15,000 ユーロ

の行政罰金が科せられます。

【現在 1ユーロ=140円】


この法案は、
ブリジット・バルドー財団と協力して、
ルネッサンス国会議員の
” コリーヌ・ヴィニョン ” によって
提出されました。




訓練用首輪とは?


この首輪は、
猫や犬が逃げたり吠えたりするのを防ぐために
つけるものです。

電気、チョーク、またはスパイクを
使用しています。


ネットで見ましたが、
電気が強すぎて、毛が焦げたり
火傷をしていた犬もいました。

ルネッサンス国会議員の
” コリーヌ・ヴィニョン ” によって
提出された写真にも
損傷を追った犬の写真が使われています。

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彼女はこれらの強制的な
「トレーニング用首輪」によって
動物に引き起こされる
「身体的および心理的損傷」

・ 火傷

・ 脱毛

・ 恐怖

・ 麻痺

を非難しました。




例外は?


ただ例外も認められています。

・ 犬を使用する軍隊のサービス

・ 危険で迷子の動物を捕獲するための作戦

これらに対しては、特例が提供されます。


しかし、軍隊に対するこの例外は、
LFI (フランスの政党)の
”Anne Stambach-Terrenoir” によって
批判されています。




ちょっと一言.


じつは私も以前、もらってきた飼い犬が
とてもよく吠えるので、近所迷惑かと思い
知り合いに相談したところ、
この装置を教えてもらいました。

それは電気でした。
犬が吠えると電気が通る仕組みです。

chock.jpg

でも最低のレベルだと、まるっきり効きません。

どのくらいのショックなのかと
自分で試してみました。

もちろん低くしてはいましたが、
やはりビビッときます。
心臓には悪い。

これは電気ショックと似たようなものだと
わかり、それからは使用しませんでした。

時間はかかりましたが、
根気よく躾けた結果
犬も吠えなくなりました。

愛情を持って躾ければ
犬や猫もわかってくれます。

時間がかかる犬もいるでしょうが、
このような装置に頼ることは
動物虐待の何者でもありません。

このような装置や首輪は
今迄ネットで簡単に買うことができました。

この法律ができてよかったです。


【参照元】



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