そのままにしておいて大丈夫?一瞬の不注意、後々 後悔することに・・・!
悪夢は続く!でも・・・
悪夢はまだ続く・・・
以前こちらのブログに書きましたが、
すでに帰国しているはずの娘ですが、
飛行機に乗ることができなかったので、
まだここにおります。
その娘なんですが、
火曜日に
ショッピングセンターの駐車場に
車を停めていたところ、
盗難にあいました。
夜の11時頃、
友達とフランスのリヨンにある
ショッピングセンターに行き
駐車場に車を停めたようです。
戻ってきたら窓が割られ、
車内に置いてあったものが
盗まれていました。
すぐに警察に行って
盗難届けを出したようですが、
多分 戻ってはこないでしょう。
不注意が招く結果とは・・・
娘が家に帰ってきたのは、夜中の3時。
その前にSMS で、連絡がありました。
「帰宅途中に問題があった。
事故ではないので、待たなくていい」
このように書かれていたら、
ふつう心配で待ちますよね。
帰ってきた娘は5体満足。
ほっとしました。
でも・・・
車を見ると、窓ガラスがない!
娘の説明によると、
「夜、11時頃、
友達とリヨンの
大型ショッピングセンターに出かけて、
駐車場に車を停めた。
駐車場に戻ってきたら、
窓ガラスが割られていて
中に置いてあったものが
盗まれていた」
とっさに
「パスポートとIDは?
この前作ったばかりなのに・・・」
と思い尋ねたら、
「それらは財布に入れていたので
持って出たから無事」
ということでした。
ここで一安心!
車の中には旅行用のキャリーケースが
置いてあったようです。
その後ろに隠したつもりなのでしょうが
バッグを置いていたんですね。
と言っても、これは私の想像です。
娘は「バッグはトランクの中だった」
と言っています。
キャリーケースはそのままで、
バッグだけ盗まれました。
そのバッグの中には
夫から飛行機代の足しにと
もらったお金と
オーストラリアドルが入っていたんです。
使わないつもりで、
別にしておいたのでしょう。
「なんでそんな大金持って出かけたの?
家に置いておかなかったの?」
こう叫びたかったのですが、
すでに遅し・・・。
もうショックで
言葉もでませんでした。
車も修理にださなくてはなりません。
車検証も作り直さなくては・・・。
さっそく保険会社に行き、
事態を説明。
窓ガラスを入れなくてはなりませんが、
なにしろここはフランス。
すぐにはできません。
そして娘の帰りのチケット。
まだ取れていません。
修理に出す日が
娘の帰国日にあたると困ります。
空港へ行くには、
車が必要です。
今 娘が探していますが、
以前にとったチケットの2倍の金額。
前の航空券代と今回の盗難。
これだけ大金を失ったら、
なるべく安いチケットを探したい。
まあ、ふつうでしょうね。
先週 空港で問題があった件、
あれから領事館や大使館に電話をかけて
確認したところ、
” フォームは必要ない ” とわかりました。
でもまた
同じことが起こる可能性もあります。
「フォーム必要なし」の証拠が欲しいので
書面で送ってくれるよう頼みましたが、
どこも送ってきてくれません。
これでは空港に行っても
また同じことが起こる
可能性もあります。
証拠がなければ、
一般乗客のいうことなど、
聞いてはくれないでしょうから・・・。
ということで、
マレーシア経由は却下です。
そうして探していたら
ロンドン経由で
比較的 安いチケットを見つけました。
ただ購入しようとすると
サーバーダウンになってしまい
購入できません。
未だにその状態が続いており、
娘の帰国日は未だに未定。
そんなところに昨夜、
イギリスの
” エリザベス女王 死去 ”
のニュースを見ました。
考えようによっては・・・
このニュースを見た時は
本当に驚きました。
あまりにも急なことです。
ダイアナ元妃の時も急でしたが・・・。
そして
そのニュースを見ていた娘が
ボソリと一言!
「ロンドン、大丈夫かな?」
「そうだった!
娘はロンドン経由で
帰るつもりだった」
と気がつきました。
この夏、ロンドンの空港は
人手不足と機械の故障で、
乗客の荷物が行方不明になったり
空港施設の外まで荷物が溢れたりと
いろいろ問題がありました。
今は落ち着いたようですが、
今回のエリザベス女王の逝去で
大勢の人達が訪れます。
各国の首脳も多数、訪れるでしょう。
もちろんジャーナリストも・・・。
国葬は10日後の予定だそうです。
こうなると、
いつも以上の混雑が予想されますし、
セキュリティも厳しくなります。
ロンドンはただでさえ、
ターミナル移動に時間がかかります。
以前ふたりの子供を連れて
ロンドン経由で
日本に帰っていましたが、
何回「乗り遅れるのでは?」と
思ったことか・・・。
このような時は、
ロンドンは避けたほうが無難です。
「航空券、買ってなくてよかった!」
ここで考えたのですが、
「物事は考えよう!」
ロンドン経由のチケットが
なかなか取れず、
「ついてないな~」
と思っていましたが、
あの時すぐに購入できていたら、
出発は今日。
ロンドンの空港は今頃
ごった返しているでしょう。
まず多くのジャーナリストが
入ってきます。
下手をしたら、
ロンドンで次の飛行機に
乗れなかった可能性もあります。
まあ、これは想像ですが・・・。
それにしても
相当混雑しているに違いありません。
チケットはまた
あらたに探すことになりますし、
段々と金額も高くなりますが、
「飛行機に乗り遅れたり、
荷物が行方不明になったかもしれない。」
このように考えたら、
不幸中の幸いだったかもしれません。
そしてもうひとつ、
今回の車内での盗難。
バッグは盗まれましたが、
パスポートとID は無事でした。
今回は、
盗難にあったこれらを作るために
帰ってきました。
再発行にかかった期間は、
1ヶ月以上。
ここでまた盗まれたら
またもや1ヶ月以上かかります。
これもまた 本当に不幸中の幸い!
そして今回は娘にとって
教訓となったでしょう。
【バッグはいかなる時でも
自分で持つ。】
【車内には何も置かない。】
これは以前から娘に言っていたことです。
聞かなかった結果、
このようなことになりました。
じつはこれは
私の経験からの言葉なんです。
もう30年以上前のことですが、
友達と食事に出かけました。
私の車で行き、
後ろの席に
イタリアで買ったばかりの
革ジャンを置いたまま
車を離れました。
帰ってきたら、
窓ガラスが割られ、
革ジャンは盗まれていました。
車を置いたところは、
人がよく通るところですし、
両側にはアパートが並んでいます。
ここなら盗難などありえないと
思っていたのですが、甘かった!
革ジャンは諦めるにしても
車が壊されると、後々たいへんです。
その時は、通勤に車が必要でした。
これを機会に
どんな時でも、
私は車を離れる時は、
車内にはいっさい
物を置きません。
娘のバッグですが、
いろいろな物を入れるので
大きくて重い。
だから持ち歩くのも
ためらってしまう。
この時も軽いバッグなら
自分で持って出たでしょう。
これを機会に
大きな重いバッグは
やめるようにいいました。
娘もわかったようです。
この事件がなかったら、
多分、この先も
同じようなことをしてたでしょうね。
後に盗難にあった時は、
もっと被害が大きかった
可能性もあります。
パスポートやID が
盗まれたかもしれません。
外国でこれらを盗まれると
後が大変です。
いい教訓になったら、
それはそれで良かったと思います。
何事においても言えますが、
一瞬の気の緩みが
とんでもない事態に
発展することがあります。
常に気をつけたいものです。
それにしても、
次から次へと、
いろいろな問題が発生しました。
そろそろ
打ち止めにしてほしいです。
最後に、
イギリスの君主として
歴代最長となる70年に渡って
在位してきた
エリザベス女王。
96歳でお亡くなりになりました。
ひとつの時代が終わった気がします。
心より、ご冥福をお祈り致します。
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