ジュネーブ空港・グランドスタッフのミスで搭乗できず、謝罪返金いっさい無し!
気をつけよう!ジュネーブの空港!
*
今日から
以前のように更新する予定でしたが、
下記のような状況になってしまい、
今、いろいろ対策を練っているところです。
そのようなわけで、
今日も更新が遅くなり、
誠に申しわけありません。
グランドスタッフが言うフォームって?
今頃 娘は飛行機に乗っているはずでした。
昨日の朝、
チェックインが無事に済んでいれば・・・。
聞いていただけますか?
昨日の朝 起こった、
悪夢のような出来事を・・・。
娘がシドニーに帰るので、
夫と一緒にジュネーブ空港まで
車で送って行きました。
私はフランス居住ですが、
近い空港というと、
スイスのジュネーブ空港となります。
ちなみにこの空港は、
「コワントラン空港」と言う名前、
敷地内の半分がスイス、
もう半分はフランスとなっています。
ただ一般的には
『ジュネーブ空港』と呼ばれています。
この時間は、
フランスに住んでいながら
スイスで働く人達
「国境労働者」と呼ばれる人達が
車で通勤する時間帯。
渋滞が激しいので、
じゅうぶん余裕をもって早めに
家を出ました。
空港に着き、
チェックインができる時間になるまで
カフェで最後のお喋り。
時間になったので、
カウンターに行きました。
それほど人は並んでいなかったのですが、
前に進みません。
カウンターを見ると、
たぶん ” 見習いさん ” でしょう。
男性が隣の女性に教えてもらいながら
チェックイン業務を行っていました。
でも時間は刻々と過ぎていきます。
あまりにも遅いので、
さすがにみんな、
イラついているようです。
その気配が伝わったのか、
見習いさんは横に退き、
その女性が業務につきました。
そしていよいよ、娘の番。
横で見ていると、
なにか問題がありそうです。
「フィリピンの入国フォームが足りない」
とのこと。
「フィリピンはトランジットなので
フォームは必要ないのでは・・・」
と聞くと、
「フォームを作成しないと
チケットは出せない」と言われました。
そして、その女性が娘のスマホを捜査して
フォーム入力の画面を出してくれたのです。
画面の案内のとおり進めていくと、
『宿泊先』と『フィリピンの陰性証明の有無』を
聞いてきます。
トランジットなので、
宿泊先はないし、インターナショナルの
陰性証明書はありますが、
フィリピンのではありません。
それを告げると、
「宿泊先は、
ネットで適当に見つけたホテル名でいい」
との返事。
「ちょっといい加減だな~」と感じました。
そして、入力が終わると支払い画面。
その金額ですが、
130ユーロ(18,200円)。
観光目的で払うETAでも
普通20ユーロ(2800円)です。
どう考えても、おかしいです。
でも空港の
グランドスタッフの言うことですし、
飛行機に乗れないと困ります。
そこで支払ったら、
「INCOMPLATE」と表示され終了。
「エーッ」
フォームは作成できないし、
お金は引き落とされています。
通常、
入力に不備があったら、
支払いの画面にいかないのでは・・・
それを伝えると、
「それでは搭乗できません」
と言われ、
その人は、「自分は業務は終わりなので」
と去っていきました。
グランドスタッフのミスが判明!
すぐに他のスタッフを見つけ
説明したところ、
フィリピンのアンバサダーに
電話をしてくれました。
その結果、やはりトランジットは、
” フォームは不必要 ” と判明。
その人は、
すぐにETIHAD の
グランドスタッフを見つけ、
今までのいきさつを説明した後、
娘を乗せてくれるように頼んでくれました。
でも「搭乗業務は終了したのでムリです」
と冷たい返事。
その時の時間は、10時40分。
搭乗業務終了から10分過ぎていました。
ただ飛行機の出発時間は、
11時25分。
その時はまだ、ゲートは開いていたはず。
娘はネットでチェックインは済ませていたので、
荷物だけ預けられればよかったのです。
これがふつうか?ジュネーブ空港!
ETIHADのスタッフに断られた後、
飛行機はまだ出発していないので
なんとかならないものかと
奔走しました。
あちこちのカウンターで
聞きまわっていたら、
親切心か
「同僚のミスがバレる」
と思ったのかどうかはわかりませんが、
先ほど私達が尋ねた
ETIHADのスタッフのひとりが
ゲートに電話をしてくれました。
でも出発時間 間近になったためか、
乗せてはもらえませんでした。
その後、
そのスタッフは、
「残念だがこのようなこともある。
飛行機が出る前に、
ETIHADに電話をしなさい」
「もしかしたら、変わりの飛行機を
用意してくれるかもしれない」
と教えてくれました。
ついでに
「あなたのような人は
他にふたりいた」
とも・・・。
私の心の声
(どれだけ、ポカをやっていたんだ、
あの人。
それで見習いを教えているとは・・・)
そこでETIHADに電話をして
今までのなりゆきを説明をすると、
「返金はなし」
あらたなチケットを
購入するように言われました。
どのチケットも
航空会社の価格なので、
飛べなかった便の2倍以上。
あきらめました。
ジュネーブ空港のグランドスタッフ、
以前は、
” スイスエア ” の人が業務をしていました。
今回のグランドスタッフは、
ユニフォームがスイスエアではなかったので、
どちらのスタッフかわかりません。
でも聞くところによると、
『スイスエア』は、
ルフトハンザに買われて
『スイスインターナショナル』になってから
問題続きだそうです。
知り合いも最近利用したようですが、
やはり
問題が絶えなかったと言っていました。
ですから空港のシステムも
変わったのかもしれません。
「時代は変わった」と
あらためて感じました。
それにしても、
このようなことが
まかり通っていいのでしょうか?
今日になってから、
空港のクレーム担当に
メールを送りました。
最近は、どこも
メルアドが記載されていません。
すべてインターネット上の
フォームから送るようになっています。
そうすると、字数制限で
詳しく書くことができません。
添付ファイルも1通だけしか送れません。
クレームがあまりにも多いので、
このようなシステムになったのでしょうか。
それにしても、
こちらに落ち度がないのに、
15万円相当を失うとは、
熱が出そうです。
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